推薦書籍

当研究室の研究分野についてもう少し学びたい、でもいきなり論文はハードルが高いという方に、主に日本語で書かれた書籍や総説を紹介します。

実験室学

・大島義人, “実験研究の安全構造に関する科学的アプローチの重要性”, 環境と安全, 8, 83-89 (2017)
  https://doi.org/10.11162/daikankyo.17S0901

 大島教授による、大学実験研究に関して当研究室で実際に行われた研究例を中心とした総説です。当研究室はどのように「実験室学」に取り組んでいる かを紹介した最新の文献になります。上記アドレスにアクセスいただくと、J-STAGEより無料でダウンロード出来ます。


・東京大学大学院環境学研究系編, “環境システム学の創る世界”, 朝倉書店 (2011)
  http://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-18532-4/

 当研究室の所属する環境システム学専攻の教員によって執筆された書籍です。大島教授が環境安全に関する章を執筆しています。

超臨界流体

・化学工学会超臨界流体部会編, “超臨界流体入門”, 丸善出版 (2008)
  https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b293596.html

 超臨界流体に関して、基礎物性から応用例までを網羅した入門書です。発刊からかなり経ってはしまいましたが、超臨界流体の特徴や典型的な利用技術 を学ぶのに最適な書籍です。


・化学工学会超臨界流体部会編, “超臨界流体を用いる合成と加工”, シーエムシー出版 (2017)
  https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=5336

 超臨界流体を利用した有機合成反応や無機材料合成、加工技術に関して、基本原理から最新の研究成果までが記載された書籍です。秋月講師と大島教授 が不均一系触媒反応に関して、大島教授が超臨界技術の安全に関して執筆しています。内容の充実度やその新鮮さから大変お薦めの書籍ですが、少々高 価になっています。


・後藤元信編著, “躍進する超臨界流体技術”, コロナ社 (2014)
  http://www.coronasha.co.jp/np/isbn/9784339066357/

 超臨界流体技術の教科書の中では新しく、入手しやすい書籍です。特に超臨界二酸化炭素を利用した抽出技術や材料調製技術について詳しく記載されて います。

もっと学びたい方へ・・・

当研究室の研究内容の総説(英語)
・Makoto Akizuki, Yoshito Oshima, "Solid acid/base catalysis in sub- and supercritical water", Industrial & Engineering Chemistry Research,   57, 5495-5506 (2018)
  https://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acs.iecr.8b00753

 亜臨界・超臨界水中の固体酸・塩基触媒反応について、基礎から応用例まで幅広く紹介した総説です。当研究室の研究成果も多く紹介しています。


・Makoto Akizuki, Tatsuya Fujii, Rumiko Hayashi, Yoshito Oshima, "Effects of water on reactions for waste treatment, organic synthesis, and  bio-refinery in sub- and supercritical water", Journal of Bioscience and Bioengineering, 117(1), 10-18 (2014).
  https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1389172313002302

 亜臨界・超臨界水中の分解反応や合成反応における”水の効果”について、当研究室の研究成果を含めて紹介しています。


いわゆる名著
情報は新しいほど望ましいですが、一方で超臨界流体技術の歴史を創ってきた研究者らの考え方は色褪せません。和書は入手困難な場合もありますが、図書館等で見かけたら是非手に取ってみて下さい。

・斎藤正三郎監修, “超臨界流体の科学と技術”, 三共ビジネス (1996)
・荒井康彦監修, “超臨界流体のすべて”, テクノシステム (2002)
・Naoko Akiya, Phillip E. Savage, “Roles of Water for Chemical Reactions in High-Temperature Water”, Chemical Reviews, 102, 2725-2750   (2002)