著者:Shotaro Seki and Yoshito Oshima and Makoto Akizuki
タイトル:Acid-Catalytic Effect of Alcohol Dissociation on Pinacol Rearrangement in Hot Compressed Water
掲載誌:Industrial & Engineering Chemistry Research (2024)
DOI:https://doi.org/10.1021/acs.iecr.4c01203
概要:高温高圧水中でアルコールが示す酸触媒効果に関する論文です。高温高圧水中でのピナコール転位反応を解析することで、反応に関与する触媒種を同定し、それらの反応への寄与を定量的に評価しました。結果として、常温常圧では酸として働かないアルコール(ピナコール)も、高温高圧では解離し、酸として反応を触媒することを解明しました。